2005年12月26日

マフィア最後の大物死去

時事英語新着 mob / wander / He was 77.



マフィアの大物ボスであったヴィンセント・“チン”・ジガンテが月曜日に獄中で息を引き取りました。享年77歳でした。

彼はみすぼらしいバスローブを身にまとい、

スリッパ姿で通りを放浪して精神病を装うことで

数十年にわたり収監を免れました。



アゴが目立つので「チン」という愛称を付けられていますが、

日本でいうなら山口組の組長のような存在で、

20世紀最後の大物マフィア(the last great mafioso of the 20th century)

と称されています。



ボクサー出身ということもあり、

がっちりとした体格(stocky figure)で、

視線を見据えたときはより一層、

ボクサー顔(a pugilist's face)が際立ちます。



素直に収監された山口組の組長と違い、

精神錯乱を装っての収監逃れは往生際が悪いようですが、

数十年という期間を考えると

筋金入りの何か力強いものを感じさせますね(^_^;)



もっとも、最終的には(といっても30年近く経ってから…)

全ての奇行が裁判対策の演技(insanity ruse)であることを認めました。



日本のことがよく知られるようになり

"Yakuza"という言葉もすっかり英語になりましたが、

一般紙では"Mafia"のほうが認知度が高く無難なので、

やくざを称して"Japanese mafia"となることが多いです。



ちなみに、

"Morte alla Francia Italia anela!"

「フランスに死を、これはイタリアの叫びだ!」

この頭文字を並べると"MAFIA"となり、

これがマフィアの語源とされていますが真相は不明です。



シチリア島でフランス系住民に対して

暴動を起こしたイタリア系住民の合い言葉でした。



あと、分野別時事英語時事英語-北朝鮮全般-を追加しました。





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2005年12月20日

韓国クローン捏造 / ブッシュ盗聴 / シャロン脳卒中

時事英語新着 authorize / National Security Agency / eavesdrop



国民の生命財産を守るため、

国民の権利に制限を加える。



一見矛盾するようですが、

911のようなテロを二度と起こさないためには

ある程度の通信傍受はやむを得ないと思います。



今回問題となっているのは「手続き」面です。




アメリカ社会は、



「人間は神ではない。それゆえ、本当の真実など知り得ようもない。

 そうであるなら、せめて手続きだけは正当に踏もう。

 手続きが正当であれば、導かれる結論も正当であるとみなそう」



という、いわばフィクションで成り立っています。

これはいわゆる「デュープロセス」の大前提となる思想です。


とはいうものの、ブッシュ大統領にも言い分はあるでしょう。

特別な裁判所とはいえ、

令状を取っているとどこかから情報が漏れる確率は間違いなく上がります。

通信傍受は相手に悟られずに行うからこその通信傍受です。


ベトナム戦争中(during the Vietnam War)も

違法盗聴が行われて問題となりましたが、

今回はどう処理されるのでしょうか。




あと、分野別時事英語時事英語-ソウル大、クローン捏造疑惑-
時事英語-シャロン首相脳卒中-ブッシュ盗聴関連時事英語を追加しました。





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2005年12月18日

野中広務 / 岡崎久彦

週末なので新着時事英語はおやすみです



久しぶりに日本語を更新しました。


野中広務氏の著書、「老兵は死なず」はもちろん、

ダグラス・マッカーサー氏が退任演説の中で残した言葉です。


マッカーサーは前回取り上げた、

"The buck stops here."

で有名なトルーマン大統領とそりがあわずに退任の運びとなりました。


野中広務の世界では

この「老兵は死なず」の中でも特に生きた言葉を選び抜きました。



一方、岡崎久彦氏については、

「国際情勢判断」からの抜粋です。

もう20年以上前の著書なので

特に安保関係の議論は今と隔世の感がありますが、

天皇制については少し新鮮な感じがあります。

こちらはまだ途上段階ですが、ひとまず、岡崎久彦の世界、ご堪能ください。








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2005年12月17日

みずほ証券 / ブッシュの責任 / 耐震強度偽装

時事英語新着 the eve of / intelligence



国の要職、とりわけ米国政治家が

自らの責任を認めるときに御用達となっている言葉があります。



"The buck stops here."



往年のトランプ好きの方はご存じかもしれません。

あの「バック」、つまりディーラーが誰かを示すバックです。



そもそもはトルーマン大統領が好んで使った言葉ですが、

今では決まり文句として定着しています。



カリフォルニア州知事となったシュワルツェネッガ−氏が

中国訪問直前に自身肝いりの4法案が否決されたときは、

こう言って自らの責任を認めました。



"The buck stops with me."



そして今回、ブッシュ大統領の場合はどうでしょう。



"I am responsible for ***"



普通の表現です。なぜでしょうか?

実は、このイラク攻撃を巡ってブッシュ氏が責任回避するたびに

反対派からは連日のように執拗に攻撃され続けてきました。

このように。



"The buck stops there?"

(責任はあちらにあるのですか?)



"The buck stops over there or somewhere?"

(責任はあちらでしたっけ、どちらにいっちゃったのですか?



この言われようだったので、

ブッシュ氏は今回この表現を避けたと言われています(笑



あと、時事英語新着トピック時事英語「耐震強度偽装」みずほ証券誤発注を追加しました。





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2005年12月14日

Xbox360 / 日本の悪名高きゲームマニア

時事英語新着 video games arena / launch



欧米ではXbox360といえば

クリスマスに欲しい物No.1(top billing on Christmas wish lists)で

先月発売直後から子供達の心を掴んで離しません。



しかし先週土曜に封切りを迎えた日本では

予想よりも控えめな反響(subdued response)で、

まだまだ様子見のゲームファンが多いようです。



初代XBoxの日本でのシェアはわずか5%程度で、

まさに取るに足りないシェア(paltry market share)です。

DVD搭載のアドバンテージもあって

累計出荷台数世界で1億台(…!!)を誇ったプレーステーション2の牙城を崩すため、

Xbox360がどれだけ食い込めるかが見ものです。



日本のゲーム市場は世界第二位の規模で、

なおかつそれを支えているのが

"Japan's notoriously finicky video game fans"、

つまり「手抜きを許さず選り好みの激しさで悪名高いゲームファン」なので、

欧米市場のようにただただ

アーケード形式のシューティングゲーム(shoot-'em-up arcade-style games)を

投入すれば売れる、というわけにはいかないようです。



考えてみれば本当に日本はゲームに強いですよね。

ソフト面でも強いですし、ゲーム機本体(games console)のハード面も強いです。

ポータブル市場では

ニンテンドーDSが「売れすぎ」との評を得ていますし。

筋金入りのゲーム好き(hard-core gamers)が

企業努力を後押しした、という側面もあるのでしょうか。



あと、時事英語の新トピックXbox360を追加しました。




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2005年12月13日

新着時事英語 a spate of / grisly / deal a blow

新着時事英語 a spate of / grisly / deal a blow



BBCCNNでもここ数週間頻発している児童殺害事件に関心が寄せられています。


「女性が深夜に一人でもコンビニに行ける日本」という印象は

少し前から崩れ始めていますが、

「小学生が一人で登下校できない日本」というのは、

来るところまで来たな、という感じがします。



児童が狙われる犯罪の実数は昔のほうが多いという指摘もありますが、

質の面では相当な隔たりがあるのではないでしょうか。



しかし…、ネガティヴな面も直視しないといけないとはいえ、

目を背けたくなる記事が増えてきましたね…。


あと、時事英語分野別コーナー

幼児殺害時事英語時事英語-みずほ証券誤発注-を追加しました。




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2005年12月09日

本日の時事英語 space probe / asteroid / solar system

本日の時事英語 space probe / asteroid / solar system


「失敗した」「いや成功していた」

「やっぱり失敗かも」等々、

煮え切らない報道が多いはやぶさ関連ニュースです。



「移動するグランドキャニオン

ジャンボジェット機を着陸させる

(land a jumbo jet in a moving Grand Canyon)」と例えられるほど、

このうえなく細心の注意が要される任務(delicate task)なので

そもそもは滞りなく成功するほうが難しいものでした。



"Australian outback"への帰還予定は2007年です。

もし採取に成功していれば宇宙研究に多大な貢献ができることは間違いないので、

わずかでも地表面の破片(debris)が

機械のどこかに採取されていることを願いましょう…^_^;



あと、トピック別時事英語

皇室時事英語時事英語-フジモリ大統領-

時事英語-はやぶさ-を追加しました。




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2005年12月07日

今日の時事英語 organized-crime syndicate / lose an appeal

今日の時事英語 organized-crime syndicate / lose an appeal / illegal possession


平成16年末時点で、全暴力団のうち

山口組系が45.1%を占めます(警察庁調べ)。


五代目組長の渡辺芳則氏は

実刑が確定したことを受け、現役を退きました。

今回実刑が確定した篠田建市氏は

どういう動きを見せるのでしょうか。


あと、分野別時事英語新設です。

早速今日は時事英語-鳥インフルエンザ-時事英語-防衛-

時事英語-バイオ-時事英語-建築-

時事英語-医療-時事英語-暴力団-を追加しました。




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2005年12月06日

今日の時事英語 seismic activity / vulnerable

今日の時事英語 seismic activity / vulnerable



世界一高い高層ビル『台北101』が建設されて以来、

台北での地震活動が活発になっています。



そのため、この高層ビルが建ったことが原因で

この台湾の首都が地震の発生しやすい都市になったのかどうかという問題が沸き起こっています。




「まさか!?」という印象ですが、

台北101の総重量が70万トン、

直下の地盤にかかる圧力は4.7バール(47万パスカル)、

しかもその地盤は比較的柔らかな堆積岩(soft sedimentary rocks)ということで、

何らかの因果関係はあるのではないかという印象です。



ただ、地震と建築物との関係を証明するのは

地質学者(geologist)にとっても困難で、

因果関係を証明(prove)するも反証(disprove)するも

不可能というのが現状のようです。





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2005年12月02日

死のキス / 新庄剛志 / 吉本政美

今日の時事英語 peanut allergy / adrenaline shot / anaphylactic shock



アナフィラキシーショックという言葉をどこかで耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。



アレルギー反応の一種で、

命に関わる急性、過剰なアレルギー反応を指します。



今回恋人とのキスで命を落としたカナダ人の少女

ピーナッツアレルギーでした。



アレルギー体質ではない人びとにとっては

美味しい食べ物の一角を占めるピーナッツバターも

この少女の目にはスズメバチ級の存在だったのかと思うと、

たまたまアレルギー体質のない体で育ってきた自分が

いかに恵まれているかを痛感します。



しかも今回の少女は、

恋人の口にほんのわずかに残っていた

目に見えない程度の量に触れたことがきっかけです…。



PL法("Product Liability Law")の行き届いたアメリカでは

製造物責任のひとつに"Food Allergy Liability"も存在し、

食品ラベルにはアレルギーについての注意書きが必ず書かれてあります。

命に関わることなので大切なのでしょうが、

ぶどうや桃にまで注意書きがあるので

フルーツに対するイメージが少し変わってしまいました。



たしか日本ハム新庄剛志選手もアレルギー体質です。

カニやエビがダメらしく、

著書「ドリーミングベイビー」の中で

お菓子か何かを食べて

意識不明になった話をしていました。



周りからの理解がないと

本当に些細なことでも命がけですよね(^_^;)




P.S.吉本政美の世界を加筆しました。



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